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熱帯魚DIY
自作は失敗もありますが、成功したときの喜び・達成感は既製品のみの使用では味わえないものです。自作することによって必ず飼育技術・知識のレベルアップ(引出しを増やす)が図れるものと思っています。それは問題意識をもつことがレベルアップへの最低条件だからです。


■Tetra OT-30改良仕様 2004/3/30
材料@
濾過リング
今回の使用量は約0.15〜0.2gです。(約25〜30個)
コスト¥120
#今回はコストの関係で写真のものを使いましたが、もっと粒の細かいもののほうが濾過能力が高くなると思います。
#PHを下げたい場合の裏技として軽石を濾材として使用すれば一石二鳥ではと思われます。
材料A
スポンジ(今回は格子状に切れ込みの入ったもので目の粗いものを選びましたが、上部濾過装置用のウールマットでも代用は効くと思います。)
寸法(黄色の部分)縦 120o×横 70o×厚み 28o
使用材料コスト:¥153
#切れ込みが入っている分、表面積が広くなっているのでバクテリアの住処として適していると思われる。
材料B&作り方T
ステンレス製の網(厚み1o)
寸法 縦 135o×横 75o
 
●作り方●
T金切バサミで上記寸法に切り取る
使用材料コスト:¥30
材料C&作り方U
厚さ1o透明アクリル板
寸法 縦 50o×横 75o
水が濾材の上をそのまま通過してしまうのを防止するために必要。
 
●作り方●
U金切バサミで上記寸法に切り取る。
使用材料コスト:¥0(以前使用した残りを使用の為)
材料D&作り方V
カーボンバッグ。2パック入りで交換頻度が2ヶ月に1回と表示してあります。
 
●作り方●
カーボンバッグを取り出し、袋の口を開けて1/3の量のカーボンバッグをお茶パックに1/2程度つめます。
使用材料コスト:¥50(お茶パック含む)
作り方W
お茶パックにカーボンをつめたらお茶パックを半分に折って輪ゴムで止めます。
(今度取り出すときに取り出しやすくする為)
作り方X
濾過リングを約0.15〜0.2g(写真のサイズで25〜30個)用意し、軽く流水ですすぎます。
作り方Y
スポンジをカッターを使い黄色と緑の部分を切り離します。そして、黄色の方を水洗いします。
*手を切らないように注意^^
廃物利用
切り離されたスポンジの緑の部分、これは水槽の苔落としとして使いますので捨てないでください。結構使えますよ。^^
(但しアクリル水槽の場合は使用しないでください。)
作り方Z&完成
作った材料をそれぞれセッティングする。
@ステンレス製の網をフィルターの溝に挿し込みます。
A濾過タンク(排水側)に濾過リングを入れます。
B濾過タンク(給水側)にお茶パックに詰めた活性炭(カーボンパック)を入れます。
C濾過タンク(給水側)にスポンジを入れます。
D金網の前(給水側)に透明アクリル板が溝の一番上と同じ位置まで挿し込みます。(写真の青線がアクリル板の最上部になるようにしてください。)
E呼び水をしてから電源を入れる。
素材変更
先日紹介した濾材(スポンジ)は掃除頻度が高い(1回/週)為、素材変更をしました。
左の写真のマットです。
セールスポイントのアマゾン河流域の弱酸性の飼育水を1ヶ月間維持・調整してくれることとバクテリアの定着が早いということでこのマットを選びました。
3枚入りで¥417
(2004・5上旬に変更)
切断寸法
マットの寸法は370×125mm。
これを5枚に切り分けます。
切断寸法は以下のとおり。
74×125mm(OT-45,60は110×125o)
セット
マットをセットし完了です。
*今回の改良点はマットの素材変更のみです。マットの掃除頻度が高かったほかは1ヶ月間でありますが、問題なく使用できていました。今回の改良後の経過はまたの機会に紹介したいと思います。
近日中にコトブキ工芸のプロフィットフィルターの改良編を紹介したいと思いますのでお楽しみに!
*素材変更についての画像はとんでしまったのでアップできません。すみません(凹)



■コトブキプロフィットフィルター改良仕様 2004/5/19
材料@
■POWER HOUSEスモールフィルター専用(微酸性)1ケース
*必ず飼育する魚の水質に合ったものを選んでください。
(POWER HOUSEには微酸性・微アルカリ性の2種類あります。)

¥800前後/1ケース
■濾過リング(大)Tetra OT-30改良仕様で紹介したお魚良品のガラス製濾過リングを8個
材料A
■ニッソーの上部濾過装置共用純正マットの緑の荒目のものを120×90oに
切断してください。(少しもったいないようですが、荒目のみ使用します。)
¥450前後
材料B
■プロフィットフィルターの荒目マットのフレームに合うようにバクテリア育成マット600{今回は弱酸性のもの}(FREX)をカットします。

バクテリア育成マット 120×360o 3枚入り ¥417
材料C
■園芸用の鉢底ネットをプロフィットフィルターのフレーム輪郭に沿ってカットします。
¥100ショップで購入
材料D
■バクテリア育成マットを90×90oにカットします。
材料E
■厚さ2oのコットンマット(写真は日本動物薬品の濾過マットに付属していたもの)を90×60oにカットします。
セットT
■奥から荒目マット、フレームにセットしたバクテリア育成マット、鉢底ネットの順になるようにセットします。(手前の溝にフレームと鉢底ネットを入れます。)入れるコツはまず鉢底ネットを入れてから、荒目マットとバクテリア育成マットが背中合わせになるようにして同時に挿し込むとスムーズにはいるでしょう。
セットU
■排水側の濾過層にまず濾過リング(大)を8個入れてからその上にPOWER HOUSEを均一になるように全て入れます。
セットV
■POWER HOUSEの上に90×90oにカットしたバクテリア育成マットを半分に折ってから軽く押し込みます。
セットW&完成
■カットしたコットンマットを写真のようにセットします。
→完了!
*コトブキのプロフィットフィルターのセールスポイントは値段もさることながら、ハウジング部(濾過層)が広く深いので給水部からのより戻しがおき難いこと。改良仕様する場合このセールスポイントは非常に有利に働く。
 
実際に私の水槽でも2箇所で長期間(約8ヶ月)に渡って使用中です。
●濾過能力の目安●
・20g水槽までならプロフィットフィルター1個でOK(換水後1週間経過後の飼育水が亜硝酸濃度0.3以下で収まっている)
◎アピストグラマのペア、コリドラス 2匹、オトシンクルス飼育中の水槽です!{水量約20g}
 
・20〜40gまでならプロフィットフィルター2個使用でOKです。(換水後10日経過後の飼育水が亜硝酸濃度0.3以下で収まっている)
◎ファイヤーマウス 数匹、クラウンローチ2匹、パキスタンローチ2匹 等飼育中です!{水量約35g}
*但し、過剰飼育など飼育環境によっては濾過能力が足りないことも考えられます。



■水槽幅より小さい上部濾過を設置する方法 2004/9/30
用意するもの
・材料・
■水槽幅より5cmほど長めの厚さ10mm程度の平板
 
・道具・
■ホルソー(給排水パイプより5mm以上径の大きなもの)
■電動ドリル 等
穴開け
適当な位置にホルソーにて穴あけします。
(上部濾過用ですので2箇所)
*設置する濾過装置のパイプ形状に合わせて穴あけ加工してください。
設置ガイド取付
横方向に動かないように適当な位置にネジ(設置ガイド)を打ち付けます。
上部濾過セッティング
上部濾過をセッティングします。
横方向も設置ガードを取り付けているので(万一の場合を考えて水槽の外側に取り付けるようにしたほうがいいと思います。)
濾過装置本体が転落することもなく安定しています。更に油性塗料を塗っておくともっと見栄えがよくなることと思います。
 
*非常に簡単に出来ます。



■小型熱帯魚避難用シェルター 2005/1/25
材料@
給水用HIエルボ(V13) ¥48
材料A
アクア用キスゴム L  ¥105
完成
エルボにキスゴムを装着すると出来上がりです。非常に簡単にできます。 約¥150
使用状況&使用感
水槽の側面に装着したところ、早速AP.ビタエニアータの♀が避難してきました。この雌は同居している雄に追わえられてストレスを感じているように見えたため、避難シェルターを作成してやりました。(但しストレスで餌を食べれないほどひどい場合は完全隔離が必要。)使用感は今のところ抜群にいいようです。直管よりもT管やエルボの方が死角を作れるのでいいと思います。



■木製3段水槽ラック(オリジナル改良版) 2006/2/3〜6
材料
・2×4材 1,730×4本
・2×3材  355×4本
       646×3本
・2×2材  355×4本
       646×1本
・1×3材  722×4本
・1×4材  722×4本
(全て1,820oを購入して上記寸法にカットする) 約¥4,000
・L字金具 24個×¥50 ¥1,200
・カラーステイン塗料0.7L(色:ウォールナット) ¥1,270
・ステンレスネジ ¥1,000
・塩ビパイプ(VP‐13) 2M×2本
¥270
・T管 2個 ¥80
・エルボ 2個 ¥70
・サドルバンド 6個 ¥60
・一方コック 9個 ¥1,000
・その他 ¥1,000程度
 
計¥10,000ぐらい
下塗り
カラーステイン塗料をかなり薄めにして塗ります。このときはうっすら色が乗る程度でOKです。塗り終わったら乾燥させます。(約2時間)
ラックの脚を作る
写真のように組み立てます。取り付け寸法は狂いのないように慎重に組んでいってください。
脚同士の連結
作成した脚を連結します。水平器を使って丁寧に組んでいきます。
水槽ラック底面写真
真ん中の桟を少し広めにしています。これは床との設置面を広げることで床へのストレスを分散させる狙いがあります。
水槽ラック底面写真
桟はこのような感じで入れてます。
仕上げ塗装
丁寧にムラなく塗装していきます。充分に乾燥させます。(約4時間程度放置)

ブロア用の配管作成取付
写真のようにブロア用の配管を取り付けます。この段階ではのところの配管は設置後の取り付けとしておきます。
エア配管固定
エア配管の固定にはサドルバンドを使います。VP−13あたりだと5個入りで¥50前後で売っていると思います。もちろん一方コックもこの段階で取付しておきます。
照明取付
照明もこの段階で取り付けておきます。
設置前の状態
エア配管&照明の取付まで完了させます。
エア配管仕上げ
設置できたらの部品を取り付けます。ブロアを取り付けてエア配管は完成です。(写真の配管はブロア用です。)
完成(設置後の状況)
電気の配線など細々したところを実施して写真のようにディスプレイします。殆どの作業を1人で実施しました。以前作成したものよりもかなり使い勝手&インテリア性が向上したように思います。



■プラ舟ジャンボ用自作網蓋 2006/9/23
用意するもの
材料
・塩ビパイプ VP13 
            770o×3本
            460o×4本
・        TSL      4個
・        TST      3個
・金網     1,100o×850o
・ロックタイ           約40本
 
計¥1,200

道具
・塩ビ用鋸
・メジャー(巻尺)
・はさみ     等
組立@
上記で切断したパイプを写真のように接合する。
組立A
組み立てたパイプに金網をロックタイを使って張りつける。
完成寸法 1,015o×830o
⇒完成!
作業所要時間 約30分
設置状況
こんな感じです。以前は木製のものを使っていましたがフレームが太く、劣化と共にささくれが目立つなど、外見&メンテナンス面に難がありましたが、今回作成のものは上記の欠点が無くすっきりして使い勝手も良くなると思います。



■超ベンリ!灯油用ポンプで作る底床クリーナー2006/12/6
材料@
灯油用ポンプ ¥100ぐらい
図のように飼育水槽に合わせて吸入部分のパイプの長さを調整(カット)します。図のように電工テープを2周ほど(隙間を埋めるため)巻きます。
材料A
水道用ホース(外径20mm、内径15mm) ¥10ぐらい
長さ50mmほどにカットします。図のように電工テープを2周ほど巻きます。
材料B
500mlのペットボトル ¥0
底部をカットします。カットの際バリが出来ないように注意。
説明
底のほうから見るとこんな感じです。
組立@
ホース(テープを貼った方から)をペットボトルに挿し込みます。画像の●の位置まで挿し込みます。少しキツイぐらいがベストです。キツ過ぎたりユル過ぎたりしたらテープを巻く回数を調節してください。
組立A
組みたて@で組み立てたユニットに灯油ポンプを挿し込みます。
使用状況
底床の汚れを吸い出しています。私の使用している溶岩砂は比重が軽いほうですが底砂は写真のようにあまり舞い上がらず汚れのみが排出できています。また灯油ポンプを使ったことにより上部ツマミによる流量の調整が出来るなど、通常の排水クリーナーより使い勝手が良くなったと思います。皆さんも是非作ってみてください。
汚れの排出状況
こんな感じで汚れのみ排出できてます。(撮影時排水量約5g)
 
今回かかった費用:約¥120
製作にかかった時間:約5分



■小型水槽2段水槽台(オリジナル) 2007/1/20
材料
2×4材 
・485mm 4本
3cm×4cmホワイトウッド
・270mm 4本
・255mm 4本
OSBボード(厚さ11mm)
・270mm×315mm
・195mm×315mm
 
材料代 約¥1,000
塗装
オイルステイン(ウォルナット)を2度塗りします。
キャスター取付
キャスターを取り付けます。(これは使用しなくなった台から再利用したので材料代は0です。)
設置
設置状況(2007・1・23現在)
上段:エーハイムEJ-30S(22L)
下段:カラースリーS(12L)
 
下段には灯り隠しを取り付けました。





































   
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